ITコンサルタントは、クライアントが抱える課題や問題点を見つけて、その解決策を提案する仕事です。このとき、課題や問題点を見つける能力も、またそれを解決する能力も両方が必要になります。どちらが欠けてもITコンサルタントになることはできないでしょう。
また、同じ課題でもクライアントによって、解決策は多種多様です。それらをきちんと整理して最適なものを選択できることが大変重要です。
ITコンサルタントに限らず、どのコンサルタントにも必要なのが、論理的思考能力です。論理的思考、ゼロ思考などはコンサルタントの基本スキルといえます。課題解決には、本来あるべき姿を論理的に構想することが重要になります。また、それらを効率的に組み立てることも必要ですし、クライアントを説得するためのロジカルなトークも必要不可欠です。少ない情報から仮説を立てそれを論理的に検証し、優先順位付けを行って解決策を実施していく能力が必要になります。
ITコンサルタントは、企業の重要事項に触れることも多く、高い倫理観や責任感を必要とします。また、要求以上のものを提供できなければコンサルタントとして仕事をしていくのは難しいでしょう。
これらを満たすためには、日頃から高い意識を持っていなければ実現することができません。プロとして心からクライアントの成功を思えるような人でなければ務まる仕事ではないのです。
ITコンサルタントは、様々な企業の経営者と話をする職業です。また、解決策を実行するときには、パートナー企業であったりクライアント社員との調整が必要になることもあります。そうしたときに、円滑にコミュニケーションが取れなければプロジェクトを成功に導くことは難しいでしょう。また、コンサルタントは、経営者にとって右腕となる存在です。いろいろな人から信頼されるような人間的に魅力があって誠実であることも重要な要素です。
コンサルタントといえば、高給で華やかなイメージがありますが、実際はあちこちに気を使い、人間関係に悩むことも多いものです。提案書作成などの実作業も多く、時間に追われる職業ともいえます。それでもコンサルタントとして一流になるには、タフな精神力と、肉体的な体力が必要になってきます。クライアントとの打合せ前の数十分でも資料の1枚や2枚作れるくらいの俊敏さもコンサルタントとして成功するには必要なことかもしれません。
ITコンサルタントは、解決策の実行まで担当することも多く、その場合は、クライアントの他にも多くの人が関係することになります。立場も違う人同士を円滑にコントロールするような高度なマネジメントスキルが求められます。
回復の兆しが見えてきているとされていますが、まだまだ不況の影響は深い日本経済。
これは転職の際にも大きく影響しています。とくにやむを得ず退職した際などは、すぐに見つかるとは限りません。そんな場合でも事前に雇用保険の受給資格を確認したりなど、できるだけ生活に不安を抱えないよう転職活動には余裕をもっておきたいですね。 続き
システムエンジニアにとってのスキルアップはどのようなものでしょうか。SEとしての能力が高い低いを決めるのは、全体のマネジメントスキルです。自分の性格を加味して、プログラミング重視でいくか、マネジメント重視でいくか
いずれにしても目標を定める必要があります。 続き
日本人は仕事優先で動くことが多いようですが、海外の人にとっては優先すべきものは友人だったり、家族や恋人という方が多く、日本で働く場合その部分で摩擦が生じることもあります。どちらが正解ということではないですが、海外の人の働き方を取り入れていくことも今後は必要になってくるかもしれません。 続き
システムエンジニアがその仕事を長く続けるためにはそれ相応の努力が必要になってきます。「スキルアップを続けていれば大丈夫でしょ?」と思った人、ちょっと考え方を変えたほうがいいかもしれません。他の職業でもいえることですが、価値の無い人は会社から必要とされなくなることも多々あります。自分の価値を高めることこそ生き抜く技術なのです。 続き
その道を極めたい。プロとしてもっと成長したいと思うのは、システムエンジニアでなくても向上心のある人なら誰もが望むことでしょう。中にはせっかく能力があってもそれが認められず評価が低い人も少なくありません。評価は自分ではなく他人があるものです。プロフェッショナルといえる評価をもらえるよう努力しましょう。 続き
どこか良いイメージがある「コンサルタント」という職業。IT業界でもコンサルタントに憧れるエンジニアも多いと思います。ITコンサルタントになるにはどんなスキルが必要なのでしょうか。システムエンジニアであればすぐになれるのか。そんな疑問に答えるため、コンサルタントに必要なスキルをまとめました。 続き